ベランダの三つ葉
日本の人口減少に関する思慮の浅い記事が目立ちます。下は昨日のブルームバーグに掲載された editorial board の「Japan Needs More People」という記事です。
人口減少が必ずしも不幸な時代とは言えないでしょう。 それは、次のステップへの充電期間とも言えるからです。智慧を出して次の社会を創造する期間と考え、あらゆる分野で長期的に問題解決に取り組めばいいと思います。単純に移民で埋め合わせればいいというものではないのです。EUの現状が端的に証明しているじゃないですか?
全ての年代の人に役割と責任のある社会を考えることは重要です。未来の展望がないから若い人は閉塞感があり、高齢者の多くは自己中心的になる。今は鬱屈した気分だけの若者もすぐに中年になり高齢者の仲間入りをして自分勝手になる。
人口減少というのは、未来に対する VISION をつくるには丁度いいタイミングだと言えるのです。それができなかったら、どんどん人口が減少して日本は世界の中で消滅するでしょう。
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