2017年4月2日日曜日

苔のむすまで


「君が代」のオリジナルは、今から1100年くらい前、平安時代に編纂された「古今和歌集」に収録されているものです。

君が代は 
千代に八千代に
さざれ石のいわおとなりて 
苔のむすまで

立派に成長した男(き)と女(み)が時代を越えて、
生まれ変わってもなお、
小さな石が集まって大きな岩となり(みんなで結束し)、
固い絆と信頼で結びついて行こう


「天皇」を称える歌だという意見もありますが、恒久平和の願いが込められた、そう、『イマジン』のようなジョン・レノン的な歌だとも解釈できます。もしかしたら、ジョンは10世紀はじめの和歌であった『君が代』の意味をヨーコから聞いて知っていたのかもしれませんね。

江戸時代には、エロチックな唄として春画にも取り上げられています。昭和の軍隊は戦争に利用したのかもしれないし、戦後の日教組はプロパガンダに、、、おっと、止めておきましょう。

想像力が広がっていくのがいいですね。シンプルでも広がる想像力が大きい歌詞は偉大だということです。

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