湯島 ~ 本郷から上野へと議論しながら散歩しました
先輩であり友人でもあるYさんが亡くなりました。
同じ会社にいた1984年頃からなので、Yさんとの付き合いはもう30年以上になります。 1990年頃、ドイツに駐在していたYさん一家がニューヨークの私の家に遊びに来てくれたこともあります。
私は年下のくせにYさんに対して常にダメ出しばかりしていたようです。
ところが、Yさんは、意見の異なる私の言い分をいつも寛容に受け入れてくれました。
電話でさえ、ちょっとしたことで私はつっかかっていた。 それが、一気に会話を息苦しいものにし、電話を切ったあとはいつも自己嫌悪に陥っていたのです。
なぜYさんの話にもっと耳を傾けることが出来なかったのか。 Yさんとの長年の付き合いは、自分の不寛容さという欠点を教えてくれるものだったのです。
ご冥福をお祈り申し上げます。
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