薬師寺の竹林
2017年、世界はますます「無常」になり、小林秀雄が言った「動物的状態」になる可能性が高いのです。 無常とは、生きている世界はこの先どうなるかわからないということです。 はっきりと言いましょう。 日本のこれまでの僥倖は終わったと認識すべきです。 要するに、これからの世界、理想や願望だけでは生き残れないということなのです。
日本や日本人はもっと現実的になり、世界とつき合って行く(ソーシャライズする)必要があります。 だったら、どうすればいいのか? どんな状況においても対応できるレジリエンス(弾力性)を強化するしかない。 解釈を拒絶して動じない「常なるもの」、つまり、自分の信じるものをしっかり意識し、それを頼りにした上で、レジリエンスを強化するのです。 竹のようにしなやかに。
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