全ては覆面パトカーに捕まったことから始まっていた
昨年の2月に東名自動車道で左後方から来た覆面パトカーに不覚を取ったのは、左目視力の問題があったからです。 その前の秋に左眼の視力が落ちたと思いメガネを新しくしていたのですが。
白内障の手術
左眼の手術前にはネットで手術のプロセスを調べることはしませんでした。嫌ですものねぇ、、、。しかし、右眼の手術前に手術について詳細に調べてしまいました。 どんな専門情報でも簡単に素人の手に入るのは危険ですね。
右眼の手術は台風9号が関東に上陸予定の朝で、眼科にたどり着くまでに猛烈な風雨でずぶ濡れです。
手術は白濁した水晶体を取り出して人工のレンズに入れ替えるものです。 角膜の切開のタイミングはわかります。 少し不快感がある程度ですが、、。 アメリカ製の機械が変なサウンドを出しています。 超音波で水晶体を砕いて破片を吸引する。 その様子は何となくわかります。 ここで停電になったらどうする? 手術前の診察時に「電源のバックアップ装置はありますか?」と聞いたら、S先生は「どうでしょうね? わかりません」と事務的に工程を前にすすめます。
時々冷たい液体で眼を洗い流すのが心地良いのですが、人工レンズが眼に入れられるのがはっきりわかります。 ここでS先生は「すべて順調ですよ」と声をかけてくれます。 タイミングがいい、なかなか気の利いた先生だ。手術時間は20~30分くらいか、、。 手術台に乗せられる前に麻酔用の点眼薬やら抗炎症剤やら投薬されています。
台風9号は、昼前に千葉県館山市付近に上陸しました。
手術後
麻酔が効いているのか瞳孔が開いているからなのか、5~6時間たってもギラギラとよく見えません。 S先生は術後、「すべてうまく行きました」と言っていたのですが、これじゃ、成功かどうかが分かりません。 夕食になって、テーブルの上の料理がどれも鮮明で美しい。 インスタントカメラが一眼レフの解像度になったようです。 目の前30センチの視界は極めて良好です。 ただ、まだ私の脳がプラスチックの水晶体との連携に時間がかかっているような感覚です。
新しい視力が安定するのに一か月ほどかかるそうで、それまでは不便ですね。 遠くは見えないし老眼は補正されないし、食事の時以外は不便なのです。 一か月後に遠近両用のメガネを作って初めて通常に戻る予定です。
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さらりと書き流していらっしゃいますが、白内障の手術とは「白濁した水晶体を取り出して人工のレンズに入れ替えるもの」なのですね。それはまさに目ん玉の再建であり、大手術でしたね!術後は安静にそして投薬治療等が続くとは思いますが、どうぞお大事になさって下さい。
返信削除文明の進歩により手術は簡単になったんだと思う。これまで濁った眼で世の中を見ていたのですが、これからは人工のレンズで文化を見失わないようにしないといけません。
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