反ナショナリズムの人たち、それも政治家である場合、自分の国の伝統や文化をほとんど承知せず勉強もしようとしない傲慢さは非常に危険なことです。
福沢諭吉は140年ほど前に著書『文明論之概略』の中で、「国の独立は目的なり。今の我が文明はこの目的に達するの術なり」と、上滑りな明治初期の文明開化を批判しました。
更に、「文明だけではだめだ、精神が独立すべきである」と言ったのです。 文明とは西欧から色んなものを取り入れることではなく、国民の民度(智徳)を高め一国として独立することだと「一身独立」を主張しました。
耳が痛くなる政治家や経済人はいっぱいいると思います。 要するに、福沢諭吉は今のグローバル経済の中での日本の現実に対して140年前に警鐘を鳴らしていたのです。 すごいですね。
***
0 件のコメント:
コメントを投稿