2014年10月28日火曜日

ぴっかぶー!

Peek-a-boo ! 
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2014年10月23日木曜日

多数決は常に正しいわけじゃない

東京駅丸の内北口

コンサルティング・ビジネスは、民主主義や資本主義がベースとなっています。

コンサルティングを生業にしているコンサルタントでも、コンサルティング・ビジネスをちゃんと説明できない人が多いものです。一つの解答は、「仮説をたて、たてた仮説を
議論を通じて検証していく仕事だ」です。これが民主主義がベースとなっている理由です。

「民主主義とは?」と問われても、「民主主義とはこれこれこうだ」と自分の意見を述べられる日本人は少ないと思いす。

民主主義は多数決です。ただし、多数決で決まったことは常に正しいとは限らない。 だったら、これから議論しようじゃないか!というものが民主主義です多数決の結果が正しかったら実行するのみだし、間違っていたら議論を通じて修正していこうということです。これが民主主義の基本的な考え方だと思います。

習近平の中国共産党政府は、香港学生のいう「議論しようじゃないか!」を聞き入れる訳にはいかない。

恐らく習近平は学生の言っていることが全く解らないのではなくて、今の中国の状況で民主主義を持ち込んだら、今よりも状況は悪化し、ケイオスになるだろうと信じているのだろうと思います。イラクやウクライナのように、、、。勿論、自分たちの特権階級を死守したいという全体主義の側面もありますよ。

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2014年10月18日土曜日

香港の民主化運動

(BBC News より)

1997年の香港返還が発表されたのは1984年です。 当時、北京にいた私は香港人の同僚と仕事をしていました。 香港に行く機会もあり、香港は大好きな「場所」でした。 84年の発表があると、私の同僚たちはカナダやオーストラリア国籍を取得し、国籍を替えた上で香港にもどり、大陸(中華人民共和国国内)で仕事をしていました。 当時の多くのインテリ層がとった行動です。

今回の香港に民主化運動の中心は17歳の学生たち。彼らは香港返還の1997年の生まれで、共産党による大虐殺であるプロレタリア文化大革命は知りません。 また、1989年の天安門事件も全く知らない(当然、学校でも教えない)。 恐怖を知らない、世代交代した世代が香港から北京を動かすか、それとも、権力維持のために最後は武力で徹底的に制圧されるのか? 

日本のメディアは相変わらず表面的です。 以下は、香港と中国に多少かかわってきた私の感想です。
  • 習近平主席は、最悪の混乱を避けるためには、共産党政権支配の継続が必須だと思っているのだろうが、専制政治というものは長期化しない。一党支配を支えるべき人心があちらこちらで離反している現状を見ると、権力で押さえるのは限界ではないだろうか?
  • 香港は1989年の天安門事件とは違う。香港はビジネス最優先に考える土壌で、民主主義よりも「お金」が大事。民主運動を率先する大学生(高校生)と一般大衆(商業者)が一体化していない。
  • ただし、香港という東西の「際」での騒動は、世界に筒抜けになった。 これは、北京にとって大打撃である。 したがって、今回の民主化運動の意味はあった。
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2014年10月9日木曜日

車のLED


フロントマスクの3種類のランプ。 一番上がLEDランプ、真ん中はヘッドライト、一番下はフォグランプです。 LEDだからこんなワニが河で目から上だけを出しているような顔つきにデザインできたのでしょう。

日本人の研究者がノーベル物理学賞を受賞できてよかったですねぇ、それも三人! 朝から、受賞者の一人である中村さんのインタビューのニュースを見ていて感じたことです(全く余計な事ですが、、、)。


研究成果は、日本よりアメリカのほうが契約書でクリアに縛られていると思います。 ただし、日本の会社みたいに発明した人への報酬は安くないでしょうが、、、。 アメリカの環境の方が自由で研究成果を生むとはいえないし、一概には、研究者の権利が守られていて研究成果が会社のものにはならないとは言えないと思います。 

日本企業の研究室でハッピーな人もいるし、アメリカのほうが活躍できる日本人もいる。 日本人だって人それぞれでしょう。 要するに、自分の周りに自分を元気にしてくれるような仲間がいるかどうかが重要で、それが、日本なのかアメリカなのかはcase-by-caseなのです

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2014年10月5日日曜日

朝日新聞は勉強になる! ~ 無常といふ事


朝日新聞問題は日本人の嫌な部分を見ているようで本当に情けなくなります。「自分たちこそ戦後日本の象徴である」という大きな錯覚。「戦後復興は自分たちのおかげだ」と、頑なに信じている企業戦士といわれた人たちにも似たところがあります。

もしかしたら、これって国籍や時代を問わず、人間がもつ嫌な部分かも知れません。 だから、小林秀雄が『無常といふ事』(昭和17年)で、「生きている人間とは、人間になりつつある一種の動物かな」と書いたのでしょうか?  なるほど、人間とは一種の動物的状態なんだ、、、。

人間とは? 生きるとは? 死ぬとは? 

朝日新聞は色々と勉強させてくれます!

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2014年10月2日木曜日

自由を求める香港、自由を放棄する日本

リーダーは17歳の大学一年生(1997年生まれ)

中国共産党が行ったプロレタリア文化大革命の数千万とも言われる殺戮や、1989年の天安門広場の弾圧を知らない世代ばかりになると、つまり、世代交代し新陳代謝が起こると、共産党に対する恐怖心がなくなり、ついには中国も変わるかも知れません。

さて、共産党の脅威や恐怖がない日本ですが、何を恐れて新陳代謝が起こらないのでしょうか? いまだに60代70代の政治家が第一線で活躍しています。 今でも多くの学生さんたちは大企業に職を求めます。 自由がなくても、これからも、政府や会社の保護を求め続けていくのでしょうか?

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2014年10月1日水曜日

ムーバス


武蔵野市のコミュニティバスであるムーバスです。 コミュニティバスという概念を全国的に広めたことで、一部の人には有名です。

これまでは歩いていたのですが、最近は吉祥寺に行くときにムーバスのお世話になることが多くなりました。 ムーバスは、ほとんどが住宅地の中の狭い道を走ります。 

昨日、井の頭公園の少し手前でバスが急停止しました。 前を見ると、自転車がやってきます。 2台の自転車が道路の右端と左端を同時にバスに向かっています。 バスは道幅いっぱいなので停止するしかありません。

私 「しょうがないね、ガードレールの内側を走るかバスを優先させてよねぇ~」。
運転手さん 「高齢者はバスの方が停まってくれると思ってますから、、、
私 「運転手さんも大変だね」

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