2014年10月23日木曜日

多数決は常に正しいわけじゃない

東京駅丸の内北口

コンサルティング・ビジネスは、民主主義や資本主義がベースとなっています。

コンサルティングを生業にしているコンサルタントでも、コンサルティング・ビジネスをちゃんと説明できない人が多いものです。一つの解答は、「仮説をたて、たてた仮説を
議論を通じて検証していく仕事だ」です。これが民主主義がベースとなっている理由です。

「民主主義とは?」と問われても、「民主主義とはこれこれこうだ」と自分の意見を述べられる日本人は少ないと思いす。

民主主義は多数決です。ただし、多数決で決まったことは常に正しいとは限らない。 だったら、これから議論しようじゃないか!というものが民主主義です多数決の結果が正しかったら実行するのみだし、間違っていたら議論を通じて修正していこうということです。これが民主主義の基本的な考え方だと思います。

習近平の中国共産党政府は、香港学生のいう「議論しようじゃないか!」を聞き入れる訳にはいかない。

恐らく習近平は学生の言っていることが全く解らないのではなくて、今の中国の状況で民主主義を持ち込んだら、今よりも状況は悪化し、ケイオスになるだろうと信じているのだろうと思います。イラクやウクライナのように、、、。勿論、自分たちの特権階級を死守したいという全体主義の側面もありますよ。

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