2010年11月23日火曜日

談合坂ロード ロングバーム 50cm


談合坂の由来は、はっきりとしないようです。北条氏と武田氏の和議調停の場だと理解していましたが、犬・サル・キジが桃太郎の家来になる約束をしてダンゴをもらった所だからという説もあるようです。

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2010年11月22日月曜日

14年前の会話

昨日、中国人の友人Q君から電話をもらいました。出張で高松を訪れているそうです。初めてQ君と会ったのは30年前の上海です。

少し長くなりますが、14年前のQ君との会話を紹介します。当時、Q君は日本に住み、私はニューヨークにいました。今の日本を見ていると、進歩がないどころか、旧ソ連のスターリン政権であり、中国の毛沢東の文化大革命時代みたいですね。

「中国は、人権問題では『発展途上国にとっての人権はまず生きるための生存権だ』と自らを『発展途上国』として逃げ、実際は自らを『大国』とした外交を行う。核実験では軍の現代化(近代化)の必要性から他国の非難を受けながらも決して譲ることはない。これらは政治・外交に強い中国であり、ボーダーレスの21世紀を生き抜く国としては日本よりたくましい」

Q君「『衣食住足りて礼節を知る』という孔子の言葉で解釈すれば、生き抜くための基本的なレベルに達してはじめて礼節を知ることができる。礼節とは人権や民主主義といった意味もある。中国は、『大国』になるまで、少なくともあと数十年が必要である。『中国脅威論』はある種の神経質に過ぎない」。

「中国は共産党政府の社会主義体制の中、民主主義の議論をすることなく経済を優先させているように見えるが、国民は『民主主義が先か、経済成長が先か』の問題に関してどう考えているのか?」

Q君「国民は安定した社会を望んでいるし、民主主義が先か経済成長が先かという議論を考える余裕はない。いずれにしても民主主義が先に実現しても経済成長が見込めないし、経済成長して民主主義を避けて通ることもありえない。どっちが先にするかではなく、中国の実情に合う時代の流れに任せたいのは中国人の一般的な考えである」。

「日本は民主化せず経済を優先させて敗戦後半世紀が過ぎた。日本の戦後民主主義は自分で考えることなくアメリカに用意してもらったものである(大正デモクラシーとは別)。戦後日本は、焼け野原の日本を復興させることに無我夢中であったため『日本の民主主義』を考える暇はなかった。そして、世界の国々も日本が軍国化または、共産化しない限り何も言わなかった。ところが日本が『大国のようになった』今、アメリカをはじめ世界は日本を民主主義に基く先進国と見ている。日本政府はこのギャップを早急に埋める方向で政治や外交を考えるべきだ」。

Q君「日本は終戦後に一早く社会市場経済を実施し、大成功をおさめた。その後、韓国、台湾、香港、シンガポールも同じ道を歩んだ。民主主義の初期段階では権力者がおまえは『民』、おれは『主』だと考えている。本当の民主主義になるまでは長い年月がかかる。日本の民主主義は戦後50年かけて一番成熟した民主主義だと思う」。

「中国では学生や知識人がこれからの国際社会の中での中国を考えているから1989年の天安門事件が起きたのではないか? 一方日本は、ポスト冷戦時代の国際関係に入って行こうというのに、『すでに国際社会の大国(国家)である』と錯覚している。中国では知識人でかつ若い人がナショナリストである。これは日本と比べて救いのある点だ。日本の若者がナショナリストになると、軍国主義(帝国主義)が復活する恐れがあると思いますか?」

Q君「日本の若者の大多数は、政治に対してほとんど無関心で、有権者といっても選挙で投票しない。それぞれ仕事に熱中するか、遊びに熱中するか、平和な社会に恵まれてナショナリストにはなれないと思う。一方、中国の知識人でかつ若者は豊かさを目指して金儲けに走っており、物質文明を追求し、精神文明を忘れている。中国人は国産品を嫌い、外国製品を好んでいる。国の利益をあまり考えていない。納税意識の薄い国民はナショナリストになるはずがない」。

「中国政府は社会意識や価値観の多元化を実現するために地方分権体制や開放政策をとっているように思う。価値観の多様化や多元化が世界の大国、先進国であるための大前提であると考えているかのようである。これは日本にはないところである。日本社会の本質は均一化、平均化することである。日本では資本主義の論理は働かない」。

Q君「日本は単一民族であり、単一言語の国でもある。均一化、平均化しやすい国である。一方、アメリカは移民によってできた国なので、多様な価値観、文明を存続する事も必要である。中国は均一化することも不可能だし、多様化、多元化しすぎると国全体が解体しがちである。日本社会の均一化は社会主義市場経済によるもので、産品の品質管理、優れた産品を生産するのに欠かせないので、決して悪いとは思わない」。

「社会的格差をなくするのが日本の社会だ。中国は競争原理を前提とする『市場経済』を目標としている。中国では社会主義が無意味になった。日本は社会主義(日本型社会主義)を名乗るべきではないか? 中国は全体主義の毛沢東から民主主義の市場経済を目指している。一方日本は、近代国家をつくるはずが、全体主義に陥り『がんばるぞ!』をベースにした会社を中心とする『日本型社会主義』をつくってしまった」。

Q君「中国の社会主義市場経済は新しいものではない。日本の市場経済そして韓国、香港、台湾、シンガポールの経験を借りて実施したものであって、今の中国は社会主義の要素が残っていない。社会主義の看板をおろせば日本とほぼ同じものである。さしあたっては、良い選択だと思う」。

「中国の大きな問題は依然として残っている。『中国の危険性』はやはり政府の不確実性だと思う。政治を見ると、不透明な部分が多すぎる。経済では民主化を目指し、政治は権力者の都合のいいように不透明にしておくことはできない。軍部を強化し飼い慣らして、自らを守るドーベルマンにしようとしている限り問題は残る。

Q君「まったく同感だが中国人は商人なので、不透明な部分が多い。不透明があるこそ将来のことを占う楽しみがある。また商人にとっては問題があるから商売になる。混乱があるから金になる。アメリカ、日本みたいに先のことを誰でも透明に見えるのは、ビジネスチャンスがほとんどないと思う。リスクがあるから金儲けができる」。

1996年4月11日

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2010年11月20日土曜日

「バスに乗り遅れるな」の精神状態


どの国も「義」なんてなくなって、「利」ばかりを追究しているのでしょうね。それが、そもそもグローバリゼーションの本質です。アメリカや中国なんて典型ですね。 だったら、、、日本も? 「バスに乗り遅れるぞ」ってか?

論語と言うのは素晴らしい。江戸時代の藩校や寺子屋ではみんなが勉強したのですよ。

子曰、君子喩於義、小人喩於利

子曰く、君子は義に喩り(さとり)、小人は利に喩る。

孔子が言った。学徳ともにすぐれた君子と言われる人物は、物事の理にかなったこと(義)に敏感であり、 器量がない小人は、利益に敏感である

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2010年11月18日木曜日

最高のオモチャを与えてくれた ~ レス・ポール


「レス・ポールの伝説」というDVDをアマゾンでオーダーしました。20年もニューヨークにいたのに、レス・ポールのステージを生で見なかったことが悔やまれます。レス・ポールは2009年に94歳で亡くなる直前まで、毎週月曜日はマンハッタンのイリジウムというジャズ・クラブで演奏していたのです。

映画の最後のほうでレス・ポールが言います。

It's great that we can do something make people happy !
(人をハッピーにできることなんて最高じゃない?)

これって人生で最も大切なことかも知れませんね。 エレキギターの原型をつくり、多重録音技術を発明したレス・ポールは、ローリング・ストーンズのキース・リチャードが言うように、「俺たちに最高のオモチャを与えてくれた」のです。

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コーヒーの自動販売機



久しぶりに長距離ドライブ。
東名を走り関西方面へ。帰りは中央自動車道から東京に帰ってきました。

コーヒーの自動販売機には驚きました。一杯ごとに豆を挽き、ドリップ中の映像を生で見ることができるのです。こんなの日本人しか考えないでしょうね。

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2010年11月17日水曜日

物持ちが良い

15年ほど前に購入した椅子が壊れました。肘掛けがとれちゃいました。










新しいモノはいいですが、好きなモノを長く使い続けるのはいいものです。自分で修理しようと思ったのですが、ねじ山などの規格がこのメーカー独特のもので無理でした。
修理してくれるところをネットで探して元通りに直してもらいました。

長年使うと愛着がでるものです。この椅子は、人間工学なんか全く取り入れていません。座り心地? あまり良くないですね。しかし、高い背もたれに身を沈めると、家の中だけでもエクゼクティブになったように感じます(なるべく肘掛けには触れないように、、、、)。


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2010年11月16日火曜日

なぜ『三四郎』の広田先生に登場してもらったか?

先週のブログで「三四郎」の広田先生の言葉を引用しました。佐伯教授が産経紙面で明解に説明されていましたので、ご紹介します。さすがに大学の先生ですね。

グローバリゼーションが進めば進むほど、各国は自国の利益を追求します。つまり、ナショナル・インタレストが最大限になるように行動します。そして、それが突き進むとウルトラナショナリズムになり、国家が成熟していない場合、戦争となるのです。第一次世界大戦前のドイツだったり、先の大戦前の欧米の植民地政策やそれに続いた日本ですね。佐伯教授が「経済問題の根底には『グローバリズム』という現実があり」と言われているのは、そういったことだと思います。そして、今の日本の問題の根底には日本の変則的な国家体制がある。敗戦後65年もの間、本質的な問題解決を先送りしてきた訳です。これが「三四郎」の広田先生の言葉を引用して私が伝えたかったことでした。

【日の蔭りの中で】京都大学教授・佐伯啓思 政治への過剰な期待と失望 (2010.11.14 03:23 産経新聞)

(前略)

尖閣強硬論の世論は軍備増強や憲法改正に賛成するのであろうか。必ずしもそうとも思われない。また、菅政権を批判する自民党もそこまではいわない。そうだとすれば、この問題についても、多くの人々はただ感情的な不満をぶつけているだけということになる。

こうしたことが民主政治をきわめて不安定にしてゆくように思う。経済問題にせよ、防衛問題にせよ、今日の課題は、容易に解答が得られる種類のものではない。経済問題の根底には「グローバリズム」 という現実があり、防衛問題の根底には「平和憲法プラス日米安保体制」という変則的な国家体制がある。これらのことがらを先送りにして小手先の対応を迫られる政治にできることは限られている。にもかかわらず政治が問題を解決できなければ、人々はすぐにその政権を見限る。その結果、政治そのものが著しく不安定になってゆくのだ。それは政権政党が民主党であろうが自民党であろうが同じことであって、民主政治というものは、いくら国民が主権者だといっても、政治に対する過度な期待と過剰な失望を自制しなければうまくゆかないであろう。

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