魅力的なトヨタ・スポーツ800(お隣さんの車です)
メディアでは自動車のEV化に関するトヨタの戦略が正しいのか間違っているのか侃々諤々の様相を呈しています。
失礼な話ですが、私にとって今のトヨタの車は魅力がない。車に付いているロゴだって格好が悪い。トヨタの人がどれほど自覚しているのかは不明ですが、トヨタがこけると日本は沈没です。政府は「市場とか競争原理とは何か?」を考えて産官学の統合を考えてもらいたいものです。今はベクトルがバラバラだからです。
△▼△ 市場の安定は神の手じゃない △▼△
アダム・スミスが言ったような「神の見えざる手」は教科書の世界(時代背景が違いすぎるし、、、)。実際の市場は独占か寡占です。アマゾンを見てもマイクロソフトを見てもよく分かるでしょう。もともとルールは確立されていないので、新たなルールを作るか現行のルールを無理矢理でも変える方向に力は働くのです。そこに駆け引きが生じる。コンフリクトが生じ、調整がつかない場合には戦争になる。「神の見えざる手」で市場が安定することがないことは、バブルの崩壊や過去の世界恐慌やリーマンショックを見てもよく分かると思います。
△▼△ ゲームのルールは変化する △▼△
要するに、ルールや多くの制度というものは絶えず変化しているのです。ゴールポストだって動く。不安定に乗じて紛争が起こる。陰で仕掛ける連中がいる。それが人間の本質と言うべきか、それとも近代社会の当然の帰結と言うべきか。国際社会に参加する国はそのことを理解した上で行動しているのだろうと思います。日本は明治以前はどうだったのか日本の価値判断の基準を再考すべき時です(安易に世界に適応する必要はない)。
△▼△ ベクトルを合わせる △▼△
抽象度を上げて世界を眺めてみる。色んなものが見えてくると思います。国家も企業も世界の中で覇権争いをする様子が見て取れます。そして、それは戦争になる可能性も秘めているということです。産官学でベクトルを合わせ、一丸となって海外からのバッシングを跳ね返す時です。
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