2022年8月23日火曜日

空気の支配が続く

山本七平さんの著書は10代の頃から読み始め、アメリカで仕事をしていた1990年代は「how to do with the Japanese」というテーマで、上のような資料を作成しアメリカ人の同僚たちに日本や日本人を説明したものです。

コロナ禍、ウクライナ紛争、安倍元首相暗殺以来の統一教会に関する報道 等々を見ていると、日本の思考停止は停止どころか、私の10代、つまり半世紀前よりも酷くなり、停止ではなく泥沼に沈み先の大戦の大本営発表の様相を呈しています。

アメリカ政治は宗教から切り離すことができません。そもそもアメリカという国がイギリス国教会から離脱した新しい宗教国家なのです。大統領選の熱狂的なキャンペーンを観ればよく理解できます。テレビ伝道といわれる宗教テレビを巨大スタジアムレベルまでスケールアップしたものが大統領選のキャンペーンなのです。

日本の場合、比較的善良な一般市民って国民の大部分を占めていると思います。そして宗教色は極めて薄いのです。統一教会にしても幸福実現党にしてもメディアが煽るほどの影響力なんてないのです(創価学会レベルだと別ですが)。日本国憲法が大好きなリベラル派のメディアやコメンテーターの人たちはここまで詐欺まがいに捏造した状況をどう収拾をつけようとしているのでしょう? 人の噂も75日か?

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