CVTの話し
長い間、CVTに関して誤解していました。よく理解せずに先入観から 「CVT はダサい」と思っていたのですが、CVTは日本の道路事情を十分に考慮した優れものです。以前乗っていたジープ・チェロキーはドイツのZF社製の9段変速のトランスミッションでした。コペンはもちろん CVT です(ダイハツ独自のDual mode CVT)。
そもそもドイツの道路と日本の道路では負荷変動が全く違う。日本では低速での変化が激しい。信号での go stop や曲り道、渋滞。CVTはATやDCTと比較すると小さいし軽い。軽自動車との相性は抜群です(日本の運転環境を考えると普通自動車でも有効)。
EV用の高性能CVTを作って中国に輸出すればいい(もうやっているかも)。そういえば、20年ほど前にある自動車メーカーの部長さんに「完成車を売るよりもトランスミッションとかエンジンだけをパーツとして中国に売ればいい」といったら、エキセントリックに激怒されたことがあります。彼の大手サラリーマンとしてのプライドが許さなかったのでしょうね、、、。残念。