『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』
(2017年 イギリス映画)
辻一弘さんは、2017年の映画『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』で、主演のゲイリー・オールドマンからオファーを受け、特殊メイクを担当し、第90回アカデミー賞においてメイクアップ&ヘアスタイリング賞を日本人として初めて受賞しました。
辻さんは、「競争の激しいハリウッドの世界で生き残るために必要な条件とは何でしょうか?」という質問に対して以下のように答えています。
『きちんと努力して結果を出すことです。ビジネスの世界でも同じだと思いますが、ハリウッドではプロデューサーやスタジオ関係者など「納得させなければならない人たち」が多い。全員を満足させる答えを出すためには、「自分に何が求められているのか」を、しっかり把握している必要があります。並みの仕事をしていてはダメだということです。飛び抜けたものを生み出さないかぎり、生き残ることはできません。人と違うことをすれば注目されます。自分のこだわりをしっかり持って、他との違いを出すことが重要です』。
日本の教育は独自性を育まない。もし子供たちが独自性を出せば、先生からは「協調性が無い」と批判され、内申書は悪くなる。こういった教育を長年続けた結果、自立性が欠如し自尊心が欠落した大人ばかりになってしまった。それが今の日本なのです。
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