早朝の三鷹駅
ゲームをやっている人以外でスマホと睨めっこしている人は、能動的に情報を検索しているのでしょうか? それとも、表示されている情報を受動的にブラウズしているだけなのでしょうか?
ibgでも数多くある課題の一つなのですが、日々の行動が工場の組み立てラインの作業のようになっています。目の前のものを処理するだけ、思考や判断する時間が省かれる傾向にあります。チャットなども問題です。メールさえ書かなくなっているのです。例えば、プロジェクトのメンバー間の確認作業でさえチャットで済ませてしまいます。それが、効率的で仕事ができるコンサルタントのやり方だと信じているようです。大きな勘違いです。
これらは、読む力・書く力の極端な劣化の原因になっています。長い文章を読んだり書いたりしないと、自分を振り返って思考することも反省することもできません。数日前にも書きましたが、カーリングの藤沢選手がトレーニングした「Meta-cognitive ability(高次認知能力)」を養うことができないのです。http://ibg-kodomo.blogspot.jp/ 2018/02/blog-post_26.html
スマホ相手に自分の世界に閉じこもっていると、社会認識の能力の発達が阻害されるでしょう。それは、高次認知能力の前提となるものです。
スマホ相手に自分の世界に閉じこもっていると、社会認識の能力の発達が阻害されるでしょう。それは、高次認知能力の前提となるものです。
社会認識の能力
- 察知力(相手の内面性など)、
- 理解力(相手の感情・思考など)、
- 社会力(社会状況の理解など)
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