奈良の秋篠川沿いを歩いていると土筆を見つけました。
近くの幹線道路の排気ガスのせいか、記憶にある土筆とは少し様子が違うような、、、。摘んで煮て食う気にはなれないので摘みて帰らぬでした。
つくづくし 摘みて帰りぬ 煮てや食はん
ひしほと酢とに ひでてや食はん ~正岡子規 『病牀六尺』
(「つくづくし」は土筆のこと。「ヒシホ」とはひしほ醤油)。
土筆に関する子規の俳句です。
「家を出でゝ土筆摘むのも何年目」
「女ばかり土筆摘み居る野は浅し」
「病床を三里離れて土筆取」
***
0 件のコメント:
コメントを投稿