2017年11月9日木曜日

日本企業はストーンズに学べ!

12月1日発売の新譜


『悪魔を憐れむ歌』(1968年)

ストーンズって単なるR&Rバンドじゃないって事がよ~く分かる曲とレコーディング風景です。なぜ、ストーンズが50年以上もブランドを維持しているか?

ミックは頭のいいビジネスマンだし、キースはストーンズの軸は曲げない頑固さがある。しかし、適材適所、曲に合わないと思えばドラムだってベースだって正式メンバーを使わない柔軟性がある。この曲の final take のベースはキースが弾いているし、ドラムはチャーリー・ワッツじゃない。故ブライアン・ジョーンズのアコースティックギターだって録音からカットされている。

同時期に発表されたビートルズの『サージャント・ペパーズ』は画期的だったけど、ストーンズも負けてはいない。MBAのケース・スタディでローリング・ストーンズを取り上げてはいかがでしょう?

解釈を拒絶して動じない「常なるもの」をしっかり意識し、それを頼りにしている。さらに、現実に応じたレジリエンス(弾力性)がある。拠り所となる理念や価値観がしっかりしているのだろう。

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