2016年3月20日日曜日

会社でも子育てでも要求されることは同じ

日本の「お弁当」には情緒への訴えかけがある

大企業の部長さんたちとのディスカッションで感じたことを話します。

一部上場でない ibg のような零細コンサルティング会社でも同じことです。 これから起業を考えている若い人にとってもポイントとなる事です。 また、学校教育にも家庭での子育てにもあてはまります。 要するに、会社の幹部も、学校の先生も、子育て中の親御さんも、「明確なVISIONを持つリーダーたれ」という話です。 VISIONがなければ戦略もないし、実行計画も有り得ない。 VISIONなき子育ては、子供たちの情緒に訴えかけることなく、アメとムチの支配になってしまうということです。

今の日本には管理職やマネジャーの役割を勘違いしている人が多い。 組織には、日々の性急な事柄を監督する「優秀な係長」的な日本型管理職の役割も必要なのですが、全員がそうであってはいけない。 組織の長期間にわたって続く慢性的な問題を処理する「リーダー」が必要なのです。 それが、管理職とかマネジャーとか言われる人の本来の仕事であるわけです。

これまでの日本の教育は(恐らく今も)、優秀な係長を育成することに邁進して来ました。 実はそういった教育が大いに役に立ったのは昭和30年代まででしょう(戦後復興期≒高度成長期)。 教育も時代の変化に合わせて修正すべきです。 長年続いた仕組みを変えることは大変なことです。 しかし、マネージする(管理する)とは一体どういったことなのか? 企業の役職についている人たちだけでなく、教育においても、学校の先生や親御さんたちが考えるべきことだと思います。










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