激辛バッファロー・ウィング@home
「子どもに将棋を!4つの力で日本が変わる。これほど教育効果の高い優れたゲームは他にない」という記事がビジネス雑誌に載っていました。
4つの力とは以下の4つです。
・ 論理的思考力を養う
・ 3手先を読む習慣を付ける
・ 大局観を持つ
・ 「投了」をする(礼にはじまり礼におわる)
将棋は胆力が勝負だと思います。私は将棋をしないからなのか「胆力」が全くありません。今更どうにもなりませんので努力はしません。 しかし、ビジネスで一番重要なことは、この「胆力」です。 若い頃から分かっていたのですが、どうにもなりませんでした。
どんな状況でも諦めないで最後まで逆転を狙う、つまり、簡単に投了しない。それが勝負師であり、ビジネスでも一番重要なことだと思います。 記事にある4つの力の一つが「投了」だったので、少しばかり違和感を感じました。
将棋はチェスや象棋(中国将棋)と違って、いっぺん取られた駒が死駒にならない。 だから、「センス&レスポンド」で相手の体制(互いの持ち駒)によって、自分の体制をどうにでも変えるフレキシビリティが必要です。 チェスや象棋をうまく造りかえて、ワンランク上の将棋というゲームにした日本人なのに、今の日本社会の余裕の無さを見ていると、そういったことが活かされていなくて残念です。
テクノロジーの進歩により何事も簡単に手に入るようになったからですかね? 胆力も必要ないし、造りかえる力も必要もない、、、。
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