2013年7月21日日曜日

立派な政治家 ~ 李登輝


今日は選挙ですね。 朝から(私の場合は深夜ですが)昔の本を引っ張り出して読み返していました。

台湾の歴史上初めて直接選挙を経て総統となった人です。 台北の高校から京都帝国大学に進学し、日本帝国陸軍の将校として終戦を迎えました。 この『台湾の主張』(1999年 PHP研究所)は、若い人たちには是非とも読んでほしい一冊です。 日本にこんな魅力的な政治家がいたら、日本の戦後は随分と違ったものになっていたでしょう。

李登輝さんは、若いころに、『古事記』や『平家物語』など日本の古典を読み、夏目漱石を読破し、鈴木大拙や西田幾多郎を何度も何度も読んで、人間とは、生きるとは、成長とは、人生とはどうあるべきか?を悩み考えたそうです。

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