2013年7月7日日曜日

なぜ個性がでないか?

他人に関心なく自分の世界に没頭する

日本の教育は「和して同ぜず」を誤解しているように感じます。 日本のビジネス界でも同じです。  

 「和する」って他者と交わるということです(facebook のようなバーチャルなソーシャライズじゃないですよ)。 「同ぜず」とは自分で自分を掴んでいる、つまり、アリストテレスの言った「エトス」が確立しているということだと思います。 

要するに、自分の信念がしっかりしていて、他者と積極的に交わり、常に前向きであるということです。 なぜソーシャライズが必要かというと、他者と交わることによって、自分の成長を確かめる必要があるからです。 これをやらない場合、非常に傲慢で独善的な生き物に育っていきます。

日本の教育は偽善的です。 正に「同じて和せず」です。 言い方をかえると、何にでも便乗するように訓練しているにすぎない(それを協調性と呼んでいるのですが)。 個性なんて出るはずがないのです。

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