2013年7月24日水曜日

日本の教育が生んだ無党派層

東名 富士宮SAの朝 ~ West Bound

参院選は終わりましたね。 海外メディアの報道内容はまちまちです(海外メディアだってお金で動くのです)。 日本の報道は、いつものように「中韓がどう言ったか」を伝えています。

それにしても、私には「無党派層」というのは理解不能です。 だったら、投票を棄権してもらったほうがいいと思うのです。 如何でしょうか? 日本のメディアって、「無党派層」は「インテリ層」だと勘違いしていませんか? 無党派層が多い東京は、知識人が多く集まるところ? そうじゃないでしょう。 単に無国籍なコスモポリタンなだけだ。

このあたりにも、教育の弊害がでていると思いますね。 「同じて和せず」、つまり、個々人の思想を確立させることなく、協調性ばかりを押し付ける教育を長年続けて来たからこうなったのでしょう。 確立することがないから一貫性がない。間違っていても一貫性があるほうがいいのです。 

伊藤博文という人がいました。 1000円札は野口さんになって久しいので、あっさりと執念深くない日本人は忘れ去ったかも知れません。 伊藤さんの生涯を辿ると、日本がどうやって今の日本になったかが少しは分かります。 政党政治、日本における憲法の難しさ、とことん悩み考えたのでしょう。 今の日本で、伊藤博文のように、日本にあるべき憲法を考えるのは誰でしょうか?

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2013年7月21日日曜日

立派な政治家 ~ 李登輝


今日は選挙ですね。 朝から(私の場合は深夜ですが)昔の本を引っ張り出して読み返していました。

台湾の歴史上初めて直接選挙を経て総統となった人です。 台北の高校から京都帝国大学に進学し、日本帝国陸軍の将校として終戦を迎えました。 この『台湾の主張』(1999年 PHP研究所)は、若い人たちには是非とも読んでほしい一冊です。 日本にこんな魅力的な政治家がいたら、日本の戦後は随分と違ったものになっていたでしょう。

李登輝さんは、若いころに、『古事記』や『平家物語』など日本の古典を読み、夏目漱石を読破し、鈴木大拙や西田幾多郎を何度も何度も読んで、人間とは、生きるとは、成長とは、人生とはどうあるべきか?を悩み考えたそうです。

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2013年7月20日土曜日

世界は無常 ~ 変化に対応できる体質をつくる

新橋の駅前

日本人は「無常」ということを理解していないかも知れません。 

行く河の流れはもとの水だと思っているのではないだろうか。 どうもそんな気がしてなりません。 人生を10年くらいのスパンで考えるのは大事だと思います。 もしあなたが50歳を過ぎているのであれば、5年スパンで十分だと思います。 生命が永遠に続くのでもなく、明日の朝、目が覚めないで終わっているというのでもなく。

世界は常に変化しています。 色んな意味で、どうなるか分からなくなってきました。 蛸壺の中でしか通用しない教育を、どんなに時間をかけてやっても、変化に対応できる体質には育ちません。 要注意です。 

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2013年7月14日日曜日

グローバル社会を生き抜くための微分積分

写真というのは瞬間を記録するものです。 微分係数のようなものか?
変化のない人生も立派ですが、変化を求める人生の方が何倍も楽しめると思いませんか?
積分は実績、つまり、生まれてから現在に至るまでの積み重ねです。 微分は英語で differentiate といいます。 差異を生じさせる、差別化するという意味です。 過去に対する変化なので、変化の確認と将来の予測でもあります。
日本はこれまで性善説に立つ、他者を信用する社会でした。 過去に対する実績を、自分で注意してメンテナンスする必要は、あまりありませんでした。 しかし、これからはそうも言ってられません。 それが、グローバリゼーションの意味するところでもあります。 自分の過去を証明する track record が重要になってきます。 自分の過去を常にきれいにして(accountable)、将来のために物事を軽信せず取捨選択する人生観を持つことです。

グローバル社会、即ち、国境が意味をなさなくなる世界を生き抜くということは、「積分 + 微分」であって、過去の積み重ねである積分と、未来の予想である微分を、うまく統合してバランスをとるということだと思います。 そこが、日本人のもっとも不得手とするところでしょう。

堅苦しい話でしたね、、、。

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2013年7月7日日曜日

なぜ個性がでないか?

他人に関心なく自分の世界に没頭する

日本の教育は「和して同ぜず」を誤解しているように感じます。 日本のビジネス界でも同じです。  

 「和する」って他者と交わるということです(facebook のようなバーチャルなソーシャライズじゃないですよ)。 「同ぜず」とは自分で自分を掴んでいる、つまり、アリストテレスの言った「エトス」が確立しているということだと思います。 

要するに、自分の信念がしっかりしていて、他者と積極的に交わり、常に前向きであるということです。 なぜソーシャライズが必要かというと、他者と交わることによって、自分の成長を確かめる必要があるからです。 これをやらない場合、非常に傲慢で独善的な生き物に育っていきます。

日本の教育は偽善的です。 正に「同じて和せず」です。 言い方をかえると、何にでも便乗するように訓練しているにすぎない(それを協調性と呼んでいるのですが)。 個性なんて出るはずがないのです。

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2013年7月5日金曜日

映画『アラビアのロレンス』

今ではこんなスケールの大きな映画は作れないでしょうね。。。

映画『アラビアのロレンス』(1962年)は、オスマン帝国(トルコ)からのアラブ独立闘争の映画です。

私は、この映画が作成された意図は分かりません。 第二次中東戦争が終わり、イギリスが国家(United Kingdom)としての力を失う危機感を強く持っていた頃です。 アメリカはベトナム戦争に突入し、1963年にJ.F.ケネディが暗殺されました。
   
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エジプトでは、「アラブの春」を眺める余裕もなく、冬が来た!

ムバラク政権時代には大衆は政治に興味がありませんでした。 「アラブの春」で大衆が政治に興味を持ち始め、大いに期待が膨らんだのです。 しかし、日々の生活は、1年で劇的に変わることはありませんでした。 当たり前ですよね、たった一年ですから。

言わずもがな、この件に関して日本のメディアの報道は薄っぺらです。 大学生のみなさん、TOEICの点を10点あげることよりも、アラビアのロレンスを10回くらい見て、アラブの歴史を考えたほうが、グローバルのビジネスで役に立つこと請け合いです!

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2013年7月1日月曜日

必ず成功する豚バラの煮込み


豚バラ肉の醤油煮込み

・豚バラ肉   600g
・醤油    60cc
・砂糖    大さじ2
・酒      200cc
・水          600cc
・生姜      ひとかけ
・ネギ       10cmくらい
  1. 豚バラ肉を5cm角程度に切って、油をいれた鍋で、表面が色づくまで弱火で炒める
  2. 鍋に、醤油と砂糖、叩いてつぶした生姜、ネギを加え、フタをして、ごく弱火で煮込む。時々、ひっくり返しながら、醤油にとろみがつくまで煮込む。
  3. 10分たったら、酒と水を肉がかぶるまで加え、。火を強くする。沸騰したら弱火にする。
  4. アクと表面に浮いてくる脂をとる。フタをして、肉が柔らかくなるまで2~3時間、ごく弱火でじっくり煮込む。 
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