2024年12月26日木曜日

代理戦争

  仁義なき戦い (C)東映

あらすじ

『仁義なき戦い 代理戦争』

シリーズ第三作。やくざ組織の抗争事件の裏に渦巻く、欲望、背信、復讐の凄惨かつ陰惨な組織の実態を描く。脚本は笠原和夫、監督は深作欣二、撮影は吉田貞二がそれぞれ担当しました。

あらすじ:昭和35年、広島。広島最大のヤクザ組織・村岡組の#1 杉原が、博奕のもつれから九州のヤクザに殺される。これを機に、村岡組の跡目を巡って熾烈な抗争が勃発。やがて、それは日本を代表する巨大暴力団同士の、広島を舞台とした代理戦争へと発展していきます。


いつ観ても示唆に富むいい映画です。


アメリカやイギリスがずーっとやってきたことなんてヤクザの代理戦争と同じです。『仁義なき戦い』は実話に基づいたフィクションですが、実際にあった広島抗争にも山口組と本多会の対立が背景にあります。この映画は代理戦争の意味合いだけでなく、敗戦後の日本社会や日本独自の黒社会形態であるヤクザの進化や存在意義を問いかけます。     
         
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