2024年11月7日木曜日

2024 アメリカ大統領選で考えたこと

 

CNNと日本の開票報道を見ました。

両方ともお通夜のような雰囲気は共通でしたが、問題の本質は違うと思います。私はトランプ支持でもハリス支持でもありません。日本人の感性を持つ私からすると二人とも大嫌いです。日本のテレビ報道の司会者や出てくるコメンテーターの抽象度の低さ視野の狭さには今更ながら驚くばかりです。

私はローマ帝国と拒食症で若くして亡くなったカーペンターズのカレン・カーペンターが頭に浮かびました。       

アメリカはローマ帝国の成立から発展、そして滅亡への道にそっくりです。アメリカや中国のような若い巨大国家が暴走する現代の世界情勢と同じだということです。アメリカは自分たちの戦争をつねに正義の戦争といって民主主義をスローガンに世界の覇権を目指した。中国は長期的視野でアメリカに取って代わろうとしている。

ローマ帝国は現代のアメリカで、徹底的に魂を抜かれた日本はローマに滅ぼされたカルタゴと同じです。黄禍論に始まり排日主義は手を変え品を変えて現代まで続いている。日本政府に反抗する気概はない。     

ローマは発展度の異なる諸民族や移民が流入した。力をもつ少数者が繁栄を独占して自分こそが正義だと主張して他者を抑え込んだ。悪徳と貪欲がふくれ、そしてついに内部から崩壊する。今のアメリカと同じじゃないですか?ダイエットを繰り返し拒食症で食べると吐きついには心不全を発症する運命にある。

自己中心的なアメリカに他者(弱者)に手を差し伸べる寛容さはあるか?そして日本は孤独に耐え覚醒する時が来るのか?   

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