ドラえもんとのび太(ネットで拾った画像です)
先日、ibg の Oさんが子供たちと映画『ドラえもん』を観に行った話をしていました。Oさんは私の息子と同世代です。
私はドラえもん(1970年初出)の世代ではないのですが、藤子不二雄だとオバケのQ太郎(1964年)でした。漫画の黎明期は私の小学校と重なっていて、小学校5年生頃に興味の対象が音楽(タイガースやビートルズ)に移行するまでは、かなりの漫画フリークでした。当時は貸本屋の時代で、貸本屋で漫画を借りて授業中に先生に目を盗んでは読んでいました。当時の漫画家にとって「手塚治虫の存在」と「トキワ荘の仲間」が大きかったと思います。手塚治虫は多くの漫画家のロールモデルだったし、トキワ荘は後の大作家を育てるインキュベーター(孵卵器)でした。
私もドラえもんの物語は断片的に知っていて、登場人物の関係も分かります。特にドラえもんの「のび太に対するサジェスチョン」は、今の日本の大人にとっても大切な事はいっぱいあると思っています。
私もドラえもんの物語は断片的に知っていて、登場人物の関係も分かります。特にドラえもんの「のび太に対するサジェスチョン」は、今の日本の大人にとっても大切な事はいっぱいあると思っています。
- 虚無的であってはいけない = ニーチェが主張したこと、カミュやサルトルの実存主義でもある(トキワ荘の漫画家にとってもサルトルの影響があったかも、、、)。
- Execution が大事(義を見てせざるは勇無きなり)= 新渡戸の武士道と同じ(今の日本には微塵もなくなったか?)。
- 愛が大事(love the one you are with)= 本来のイエス・キリストの教え(今のアメリカはイエス・キリストの精神がなくなった?)
- 毎日の小さなことの積み重ね(継続性)=迷子になる地図(日記での思考)を実践できるか?
- Seize the day =とにかく毎日を一生懸命生きろよ!
漫画っていいですね。サブじゃなくて日本のメインカルチャーかも。
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