私はどうも所有欲というのはあまり無いんだろうと思います。どちらかというと、収集欲のほうが強い。切手に関しても、収集するというプロセスが楽しかったのでしょう。所有欲は若い頃はもっと強かったと思いますが、年とともに急速に薄らいで来ました。所有するモノが人の価値を判断する基準となることに対する「反抗」でしょう。
昔アメリカ人の同僚を見ていて彼らの所有欲の強さに呆れた覚えがあります。「もっと!(more)」というのはアメリカ人の特徴だと感じました。自分が持っていないモノに憧れたり持っている人を妬んだり、手に入れたら入れたで失うことを恐れたりと、いくつになっても心中穏やかでないのです。
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