今日も朝から雨、、、、
日本は海外資産が潤沢にあるから将来的にも利子で食べていけるいう経済学者がいますね。でもそれは大きな間違いだと思います。資産は簡単に負債に転ずるのです。
「カネ」や「モノ」に対してだけではなく、人は、自分の地位や仕事や権利をいったん保有すると、なかなかそこから離れたり、手放したりできません。自分の仕事やこれまで習得したスキルについても同じことが言えます。新しいことに変えるのは、今の状態を失うという恐れが伴う。この損失を回避したいがために現在の状態にこだわってしまう。人が変われない理由の一つです。
日本国憲法の議論も同じです。戦後の復興(一般的には“高度成長期”と言われますが、、、)を含む72年の僥倖を失うのが恐ろしいから、改革らしい改革もできないのが現状だと思います。要するに、72年もの間、自己欺瞞を続けているのです。
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