2014年8月16日土曜日

ちょっと嬉しい瞬間


新宿伊勢丹で時計の電池を交換しました。 NYに住んでいる時からなので、時計の電池交換のためにもう何年もここに通っています。

地下の食料品売り場から入り、人混みをかき分けて、本館4階のフロアの隅っこにある時計修理工房を目指します。 修理工房には3人の男性がカウンター越しに客と相対するようになっています。 整理券をもらって待っていると、5分ほどで自分の番になりました。 いつものお兄さんです。

私「どうも最近すぐ電池が無くなるような気がするんだけど、、、」。

お兄さんは、裏蓋を開けて、「前回は二年前の十月に交換してますね。 だいたい二年で交換のタイミングです」。

前回電池を交換してからもう二年になろうとは、、、月日の経つのはあっという間である。 同時に、前回の交換を時計の裏蓋に記録しておくなんて、恐るべし伊勢丹時計修理工房の気配りだと思った。 

私「もう二年になるんだね。 そういえば、前回もおたくと全く同じ会話をしたような気がする」。

お兄さんは電池を交換しながら、「そうですね、覚えています」。

私「お世話になりました。 また二年後にお願いします」。

時計は新品のようになり、3か月ぶりに動き出した。 ちょっと嬉しい瞬間。

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