「ちゃんと生きなかったら、きれいに死ねない」松田優作さんの死が転機に。原田美枝子さんインタビューhttps://mainichigahakken.net/hobby/article/post-2381.php?fbclid=IwAR1_wI-Z2tw0xqJexpTu4vDi-AnZBNivehEiFyAZdtDVSPeaPvAAWMnILCA
(毎日が発見ネット 2023.8.25)
私はいつも「年を取るってロクなもんじゃない」と言っていますが、良い点もホンの少しだけあります。それは若い時に興味が無かったり理解できなかった日本の古典とか宗教が少しばかり分かった気になることです。
原田さんは65歳になるんですね。人間65歳になると、何となく落ち着かず夏休みの最終週の子供の気持ちになってきます。川下りでそろそろ滝つぼの存在に気づきはじめる頃です。夏休みはいつ終わるか分かっていますが、滝つぼはいつやってくるのか分からない。突然やってきて真っ逆さまに落ちる。それでおしまい。
誰が言ったのか忘れましたが、「立派に費やされた人生には幸福な死が訪れる」というのがあります。幸福の議論は盛んなようですが、それらは全て生きている間、つまり滝つぼが意識にない間のハウツーであり死ぬ事との向き合い方は教えてくれないのです。
私はこれまで人生を10年単位で考えてきましたが、高齢者になると5年単位でゴールから逆算して計画を立てることが賢明だと思います。決して100歳まで生きようと思うことじゃない。
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