名古屋で話題になっている展覧会よりも、こういった意味のある試みに注目が集まり政府としても助成すべきだと思います。特に環境大臣になる人は人間と自然の関係を正そうとした岡倉天心を勉強してもらいたい。天心の思想の本質さえ振り返らない敗戦後70数年の日本や日本人って一体何なんでしょうね。日本人の視野狭窄って、戦前だけのことではないのです。
10年前に帰国してから岡倉天心の五浦に行ってみました。海外から日本や日本人のアイデンティティーを考えた岡倉天心に共感する部分は多いのです。2011年の津波で天心の六角堂は消滅しちゃいました(その後再建されました)。
「幻のオペラ」、結局「幻」に 岡倉天心のNY公演中止
天心が亡くなった1913年に書かれた最後の著作「白狐」(原題・THE WHITE FOX)の日本語版で、11月21~30日にニューヨークのアートスペース「ホワイトボックス」で芸術祭の一環として公演する予定だった。
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