たとえ賛成しなくても相手を理解しないと会話は成り立ちません。相手を理解するには少しでいいから教養が必要です。自分の引き出しに経験や知識が詰まってないといけません。若い時は引き出しの中は空っぽかガラクタばかりかも知れませんが、年齢を重ねるにつれて自分のストーリーでいっぱいになってくるものです。
昨今コミュニケーションがうまく行かないことが問題になっています。
相手を理解する姿勢や習慣がないと会話にはならないでしょう。それは自分で考えることに慣れていないことが原因であるとも言えます。スマホでのチャットは製造工場の組み立てライン作業のようなものです。ニュースを見ているといっても流れてくるものを受動的に閲覧しているだけになっているかも知れません。自分の頭で考える「間」や引き出しの中味がないといけないのです。「間」を考えずに反応していては、他者との会話にはなりません。本人はテキパキと仕事をこなしているように感じているかも知れませんが。
コンサルタントの仕事というのは掴みどころのないものですが、実は以上のことを職業としているのです。日本のコンサルタント業界のレベルも先行き不安ですね。
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