日本人や日本企業は、欧米と比較すると、「意識」の問題に関して鈍感であるような気がします。 問題意識がないのに危機意識は生まれないし、問題意識や危機意識がないのに当事者意識を持てといっても無理です。 欧米企業の管理職は組織のメンバーに対して、これらの意識を状況に応じて芽生えさせるのが自分たち管理職の仕事であると理解しています。
もう少し厳しい言い方をすると、前提となる視野が狭すぎるし、視点がぼやけている。 そして、視座の違いを理解しようとしないように思います。 要するに、蛸壺状態なのです。 だから「意識」の問題に対して無感覚になるのです。
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