リリーが歌を歌いながら帰って行った江戸川土手
半年ほど前、「日本にはダチョウが砂のなかに頭を入れるように、物事に関心を払わない人が多すぎる」とオストリッチ・ポリシー(Ostrich Policy)のことを書きました。 日本人は、一国の独立のこととか国際関係だけでなく、「死ぬこと」に対しても目を背けてきたのではないかと思ってしまいます。
私のような平均的な日本人は宗教に無頓着です。 葬式になって「ウチって仏教の何宗だっけ?」といった具合です。 昨今の葬儀場では複数の葬儀が同時進行します(火葬だって同時進行です)。 こちらで浄土宗のお経が唱えられていると、すぐ隣からは法華教のお経の合唱が聞こえてくる。 しかし、両家の参列者はほとんどが宗派どころか仏教に関する知識はありません。 勿論、私も例外ではありません。
でも、死なんて現実として向き合わざるを得ないことです。死ぬとか老齢化の問題、こういったことは日常的なこととは違うかもしれないけど、やはり、心のどこかに持っておかないといけないことで、人間の原点ではないかと思うのです。 たとえ宗教を信仰しなくてもです。
いかにして毎日を深めて行くか? やはりSeize The Dayです。 ギターだって、いい加減に弾くんじゃなくて、一音一音に魂を込めて練習しましょう!
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