柳田国男が「青年と学問」(岩波文庫 青138-2)の小序でいいことを言っています。最後の部分を引用します。
「、、、不幸にして自分たちの学問は、いつまでたっても改良と訂正とが必要である。これを印刷に付するのはこのまま信用せられんがためでなく、むしろ自分も読者諸君とともに後日虚心平気にもう一度これを批評せんがためである。昭和三年三月」 。
柳田国男は、小冊子を遺すのは講演で同じ事を繰り返し言わないようにするための手控(てびか)えであるとも言っています。柳田国男のような大先生をさしおいておこがましいのですが、私のようなものでも10年20年30年前に書いた自分の日記を読むのは、「虚心平気にもう一度これを批評せんがため」に良いのです。自分の考えが変わった部分もあるし、相変わらず同じようなことを言っていたり。このブログは、寝言のような文章にデジタルカメラで撮った写真を貼り付けているだけで非常に安直なものです。しかし、自分の考えを纏める備忘録のようなものにはなっています(ブログの中で似通ったことを言っている場合もありますが、、、ご容赦願いたい)。
そろそろ夏休みですが、小学生の夏休みの宿題の定番は絵日記ですね。
印象に残る場面を絵に画いて、絵の説明を簡潔に文章にまとめる。これって、ビジネスの世界でも全く同じことです。手書きの絵を画く代わりにパワーポイントのようなソフトウェアで図を作成します。絵心がないとパワーポイントの絵もカッコよく作成することができません。説明を簡潔にまとめるということは、パワーポイントスライドのスピーキングポイント、つまり、何を伝えたいかという部分です、子供に絵日記を説明させると、それはプレゼンテーションの練習にもなりますね。お母さんたちにとっては、子供とのコミュニケーションにもなりますし、コーチングの実践にもなります。
一流のビジネスパーソンの育成、グローバル人材の育成なんて、夏休みの絵日記で十分かも知れません。
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石川県プレミアムツアー 第二日 山中温泉こおろぎ橋畔 料亭明月楼
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(2020年2月26日水曜日投稿「石川県プレミアムツアー 第二日 山中温泉かよう亭 ④日本一の朝御飯」
https://kabu-taiwan-kikou.blogspot.com/2020/02/blog-post_26.html より続く)
山中温泉の街を散策した後、こおろぎ橋のたもとにある「明月楼」さ...
4 年前
同感です。チャート作りは、考えと表現/提案の論理を作るのに、大変に有効な手段と考えて実行しています。日本人の間なら意思の疎通が容易なので、重要視されていないのかも知れませんが、異文化や違うマーケットの人とコミュニケーションするには必須、というのが私の意見です。
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