新型コロナウイルスによる感染拡大が続く中、イギリスのエリザベス女王が異例のテレビ演説を行い、「私たちが団結し、強い意思を持ち続ければ、打ち勝つことができる」と国民に連帯を呼びかけました。
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エリザベス女王のスピイチ
さすが大英帝国(common-wealth)の女王様です。品があり立派でした。イギリスはいつも歴史の中で黒幕ですが、アメリカ大統領には真似のできないことです。不条理の克服には「国家(連邦)意識、民族意識」が重要であることを理解されていると思いました。だから「連帯」できると。
日本の現状はどうでしょうか?
日本はどうでしょう。TVをはじめとするメディアは最悪ですね。センセーショナルであればそれでいいのか? 足の引っ張り合いや感情的なコメントばかりです。国家というものを理解していない、要するに日本没落の根本原因が明らかになったのでしょう。
ウィルス後の世界
EUの無力さや各国際機関の機能不全 等々、脱グローバルの傾向は継続するでしょう。脱中心化の中で他者(他国)との動的で柔軟なコミュニケーションが益々要求されることになります。経済の問題は勿論ですが、地球環境や異文化理解の問題、個と公共のバランス、教育問題や文明の質(科学への警戒) 等々、様々な問題がウィルス以前から存在しています。 人類は世界全体で成立する問題意識を共有することができるか? それとも、後500年かかるか?
さて、日本の将来は?
なんだか日本人が苦手は方向(方向性の見えない問題の議論と方針決定)に向かっているように思われます。昭和の敗戦以降、自己欺瞞に突っ走りオストリッチポリシーから脱しようとしない日本はウィルスを契機に覚醒し、日本の未来を形作って行くことができるでしょうか?
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