2018年9月30日日曜日

人生を振り返る季節




奈良 秋篠川

働き方改革、英語教育の推進 等々、明治維新から150年、今の日本はこれまで以上に世界に過剰適応しようというのでしょうか? アメリカをみても中国をみてもEUをみても世界中のどこをみても大混乱じゃないですか?

私は純正の日本人で日本の義務教育を全うしました。聡明でもなく勉強も大して好きではなかった。今の偏差値教育のシステムの中ではドロップ・アウトと言えるかも知れません。また、反体制と言うにも根性がなかった。ところが、犯罪を犯すこともなく還暦を越えることができた。結構毎日が楽しい。
  1. 義務教育の間、学校や先生とは一定の距離をおいていた(自由を満喫するには自立するしかない)。 
  2. 社会人になってから海外での暮らしや仕事が長かった(日本の外から日本や日本人を考える毎日だった)。 
  3. 日本のメディアには常に懐疑的だった(「取捨を断ずる」訓練になった)。
自分の人生だから自分で走るしかない。ただそれだけのことなのです。従来、稲刈りの季節と言えばお彼岸です。お彼岸なんてものは、日本人にとって此岸彼岸と向き合い自分の人生を確認するためのものではないだろうか? 

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2018年9月27日木曜日

人生は不可逆的変化

 
雲ではっきりとは見えませんが生駒山に月が沈みます。

若草山には日が昇ろうとしています。

東の若草山に炎(かぎろひ)が立って、柿本人麻呂のように振り返ったら、西の生駒山の空には月が沈もうとしています。

東(ひむがし)の野に炎(かぎろひ)の立つ
見えてかへり見すれば月傾(かたぶ)きぬ

Know Yourself (汝を知れ)と言ったのはソクラテスですが、沈みゆく月を見て自分を知るか?

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2018年9月25日火曜日

秋のお彼岸

これだけ猛暑だったのに彼岸花は彼岸を忘れてなかった!

お彼岸の中日でした。 

彼岸とは彼の岸(かのきし)、つまり我々には理解できない未知の世界のことで、 宗教(仏様)の教えに導かれて安らかな生活を送ることができる世界といわれています。身近にいる自分以外の人のことまで100%理解できないのに、死後の世界との対話は難度が高すぎる。

それに対して此岸(しがん)は我々が今を生きる世界で、それは迷いや苦しみに満ちたものです。でも、自分で生きるしかない。一歩踏み出すのは自分自身なのです。 

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2018年9月24日月曜日

栗飯




今年の栗は小粒です。

味はどうでしょうか? 今夜の栗ご飯で明らかになります。

夏に異常な高温が続いたため栗の成熟時期が1週間ほど早まり、多くの栗が木から落ちてしまったそうです。

晩年病床にあった子規の句です(『仰臥漫録』明治34年)。


栗飯ヤ病人ナガラ大食ヒ    正岡子規












美味しく炊き上がりました。

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2018年9月15日土曜日

ヴァイキングは商人だった

ヴァイキングの航海(ウィキより)

トランプさんって10世紀前後の北欧のヴァイキングみたいだと思います。日本でヴァイキングと言えば海賊のイメージですが、実は取引によって利益を得る貿易商なのです。商売人なのですが、時には略奪者にもなってしまう。相手が言うことを聞かないと力でねじ伏せようとする。もともと原始的な商売人は多くがそうであったと思うのです。

現代のビジネスにおいても、パワーポリティクスの国家間の外交でも同じですよね?日本や日本人はもう少し自主的に考えないと、平成の30年は全くの意味のない30年に終わってしまいます。

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