観察眼は大事で、ちょっとしたヒントから洞察を得る。これはコンサルタントの基本です。恐らく、コンサルタントだけでなく、多くのビジネスパーソンに必要とされている資質だろうと思います。
宮本武蔵は決闘で負けなかった。剣術だけでなく様々な芸術に一流でした。武蔵は、心で観て、目で見て、感じて(考えて)、表現することを実践する生涯を送りました。武蔵のレベルでなくても、サイエンスとアートが個人の中で両立しない場合、想像することができない。思想空間(イマジネーション)が広がって行かないから先を読めないのです。
好奇心をもって想像力を豊かにする。
俳句でも詩でも絵画でも、文学だって写真だって、想像力を豊かにする作品が称賛されます。正岡子規が偉大な俳人と言われるのも、こういった理由からですね。
一流のものに触れることによって観察眼を鍛え、自分の美意識(物差し)を基本として生きていく。来年は明治維新から150年、そろそろ目覚めないと日本は本当に沈没しそうです。
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