日本人に宗教心がないという訳ではないのでしょうが、普段の生活では意識することはありません。ここらで、武士道の精神(The Soul of Japan)に立ち帰ってはどうでしょうか? 新渡戸さんの『武士道』は英語で書かれているので、中学校の3年間は英文『武士道』一冊だけを勉強すればいいと思います。暗記するくらい読み込めば、将来海外で仕事をする上で役に立つことは請合いです。「The feeling of distress(惻隠の情)~『武士道』 第五章」なんて言葉、アメリカ人との会話の中でさらっと使えたらカッコいいですよ。
お盆や七五三などの行事を守るように、日本人にも宗教心はあると思いますが、他国でイスラム教やキリスト教を持つ人たちのように宗教が人間の行動の原点にはなっていないですね。ですから、武士道が日本人の行動の原点と言うのは、合点がいきます。
返信削除新渡戸稲造の『武士道』を十数年ぶりに読んで見ると、色んな発見があります。『武士道』の中味は当然のことながら変わっていませんが、私が年をとって考えが少々変化したり、ほんの少しばかり成長したのかもしれません。
返信削除同じ本を10年に一度くらい読むと面白いですね。自分も変化しているし、世の中も進化している。ベンチマークとしては最善の方法です。実は、これは三島由紀夫の受け売りです。
ところで、最近の日本では祝祭日を地域毎に変えようという動きがあるのですよ。そうなれば、伝統的な行事の意味がなくなると思いませんか?
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